葉酸不足はつわりにも影響します

葉酸は水溶性ビタミンの1種で、体内でアミノ酸や核酸を合成するのを助ける性質があります。したがって、葉酸が不足すると、DNA合成が出来なくなり、合成の盛んな血球の合成に障害が起き、血球合成障害や悪性貧血となります。食事として摂取するときは、レバーや緑黄色野菜や果物に多く含まれています。これらの食料品を長期保存をすると、酸化されて、この物質が壊れるために、新鮮な物を食べることが望まれます。ただ、自然に存在するこの物質は、天然型で調理をすると、熱に弱く、体内にはいっても天然型は吸収率が悪く、1日の必要量を十分に摂るのは、困難です。この物質の1日の平均必要量は成人男女で200?ですが、妊娠を希望している女性や、妊娠中の女性では、お腹の赤ちゃんの神経管の先天性異常の発症のリスクを下げるために、1日400μgの摂取が推奨されています。この物質の成分には、先に述べた天然型と、酵母を発酵させて、それを体内で吸収されやすい形にした合成型があります。厚生労働省が推奨しているのも、病院で処方されるのも合成型であり、天然型は吸収率が50%以下です。一般にサプリは天然型が良くて、合成型は、よくないと言われていますが、この物質は合成型の方が推奨されているのです。ただ、合成型の場合石油を原料としたものもあり、買う場合は、天然酵母由来のものにすることが大切です。この物質は1日1000μg以上摂ると、過剰症を発生しますので、食事から摂る葉酸のことも考えると、妊産婦は1日400?を目安にサプリを利用するといいでしょう。